今回は弊社で受賞した東北防衛局「平成30年度優秀工事等顕彰状授与式」についてご紹介します。

工事名:大警(28)隊庁舎改修建築追加工事
工事場所:青森県むつ市大湊字大近川44(航空自衛隊大湊分屯基地 地内)
発注者:東北防衛局
工期:平成28年11月25日~平成29年10月31日まで
工事内容:#71隊庁舎改修工事(耐震補強工事、及びその他工事)
① 建築:外部~鋼板内蔵RCブレース補強工事、外壁の浮き・割れの補修工事、その他
     内部~梁せん断補強工事、及びRC造壁の新設、その他 
②電気設備:各補強工事に取合う電灯、動力、幹線、自火報設備の移設、撤去・復旧工事
③機械設備:各補強工事に取合う換気、衛生、給排水、消火設備の移設、撤去・復旧工事
④通信設備:各補強工事に取合う屋内交換、拡声、テレビ共同受信設備の移設、撤去・復旧工事



式典は仙台第3合同庁舎で行われ、経塚工業株式会社さん、株式会社青北建設さん、谷川設備工業株式会社さん、株式会社中屋敷建設さん、株式会社福萬組、富士通ネットワークソリューションズ株式会社さん 6社が表彰を受けました。これからも「安全第一」はもちろん、お客様が「笑顔」になれるようなモノづくりを目指して、社員一丸となって邁進して行きたいです。
現場担当者から一言
この工事は平成28年の春からスタートした、前工事の変更追加の工事でそれと合わせると、平成29年の10月までの約15カ月工期の工事でした。
主な工事概要は、庁舎の機器類・配線配管の移設・撤去後、内外部の耐震補強工事と外壁の改修工事でした。
この庁舎は、三沢航空自衛隊の分屯基地で、釜臥山 山頂にある通称『ガメラレーダー』という施設の保守管理の基地のため、部隊員を移動することができず、庁舎を運用しながらの工事でした。よって、部隊の担当者とは打合せを密に行い、運用に支障がないように工事を進め、特にホコリや騒音・振動には配慮しました!普段は入場できない施設なので、自衛隊の訓練状況など、なかなか見る事のできない風景を見て、国はこの人達で守られていると感心しました。今後、こういう耐震補強工事はなくならないと思いますので、この経験や施工した工法を職員に周知していきたいと思います。